男性向け事務職のおすすめと探し方を紹介!

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会社で営業や機械作業をしているのは男性!事務をしているのは女性!というのは日本では昔からあるイメージです。

しかし、現代は昭和ではありませんので、男性でも事務、女性でも作業やドライバーに従事する方は増えています。

今回は男性が事務仕事に就きたい場合の情報提供をしていきたいと思います。

男性向けの事務仕事のおすすめはある?

以上の様な前提があるとして、では男性が事務の仕事に就くにはどうしたらいいでしょうか。

男性にこそおすすめな事務、男性比率の高い事務仕事があればそこを狙って応募すればいいですよね。

そんな比較的男性向けな事務の仕事を紹介します。

運送会社の事務

「運行管理」と呼ぶ事務であったり、運行管理を一般事務等と兼務するパターンです。

運送会社は文字通りトラックなどで荷物を運ぶことが仕事です。今は女性も増えてきているとはいえ、基本的に男性だらけです。男性が多い会社は裏方の事務仕事も男性比率があがります。

また、長距離などで夜間も運行する会社も多く、夜勤になれば男性比率は更に上がります。ドライバー等肉体系に比べるとどうしても事務は給料が低めですから、どこもカバーできるかもしれません。

「点呼」とはドライバーがトラックを運転する前に必ず受けなければならない業務です。これから運転する車両番号や免許証、鍵、車検証がちゃんとあるか等を確認します。アルコールチェックも行います。私も実務経験があり講習を受けた事があるのですが、「悩み事はありませんか?」等安全にトラック等を運行できる状態にあるか、様々な確認を行うのが運行管理という事務の点呼です。

「運行管理者」という国家資格があり、その一歩手前の「補助者」という資格は基礎講習(3日間あります)を受ければ取得する事ができます。運行管理者試験という本試験は少し難易度が高いですが、これを持っているとかなり重宝されると評判です。ただでさえ人手不足が言われる業界ですから・・・

ちなみに運行管理者がいないとトラックが出発できないことになりますが、一部は補助者が点呼をすればOKというシーンがありますので補助者も重宝されます。

バス・鉄道の会社

上記と同じ理由で比較的男性比率が高いからです。鉄道は分からないのですが、バスは上記「運行管理」という資格の「旅客」というバージョンを取得する事で同じ様に機能します。トラックで荷物を運ぶ方は「貨物」という種類です。

会社の数などから考え、貨物系の方が求人は多いですが鉄道系で「男性歓迎!」という求人を見かけたことがあり、やはり多いんだなと思っています。

ハローワークの求人票には「女性の人数」が書いてありますから、そちらも参考にしていただけるとよりハッキリすると思います。

例えばこちらは近所のとあるバス会社の求人です。ドライバーも合わせると281名従業員がいる会社で、バスが発着する場所ではないですから、バスの問い合わせや事務を行っている就業場所に10人勤務しているということになり、うち女性は3名です。7人が男性ということになります。

もちろん事務員だけではなく管理者等も含めての人数ですから一概には言えませんが、こうして見ると男性もしっかりいる事が分かります。

建設会社の事務

事務職を希望する男性が身近におり、また勤務先でも派遣同士ではよく転職の話をします。そこで知った情報ですが、経理や総務など一般的な事務で検索すると建設会社が目立つと聞きます。

男女別の検索はできませんから「経理」や「総務」等の検索ワードと地域だけの検索ですが、やってみると確かに多い気がします。

理由は分かりませんが人手不足が言われている業界ですから単に人気がないのだと考えられますが、地域差もあるかもしれないのでまずはお近くのエリアで検索してみてください。

人手不足で困っている会社は、男女を選んでいる余裕がないので狙い目なのです。

工場が敷地内にある自動車、機械、金属系メーカーの事務

要は工場の事務ということです。でもパン工場だと女性が多くあまり狙い目とは言えません。

これはもう偏見というか経験からなのですが、広い敷地に親会社と複数の子会社がある金属系の製品メーカーに一時いました。自動車や重機、PC等の機械製品のパーツを作る会社です。

そこでは工場作業は言うまでもないですが、その事務所内にも男性が多かったですよという情報です。

特に私のいた子会社は直接ハローワークからの電話を受け取ったり派遣会社とのやりとりを一部手伝ったりしていましたが、事務に応募してくる人が女性に偏っているとは全く思いませんでした。

また採否の決定は上司がするのですが、「この経験だとなぁ・・・」とかはあるにせよ「男性はなぁ・・・」とは一度も聞きませんでした。つまり気にしてない会社は気にしません。ここを今回は強調したいです。

また、食品も含め工場全体に言える事ですが、構内をフォークリフトやトラックが絶えず行き来していて少し危ないです。女性は避けがちなのかな?という印象はあります。とすれば男性が多くなりやすく、会社自体にも男女差を気にする風潮が少ない、ということになります。

とはいえ現実には食品系は女性が多く見えますし、工業系で職場見学等に来てバチバチ火花が散っている様を見れば避ける人は避けるでしょうから、「工場」というよりは「金属系」はおすすめなのかなと考えます。

ちなみに同じ路線ですが自動車関係は、仮に苦手な工業系だったとしても大手のブランドがありますから女性にも好まれがちです。

「大手自動車メーカーの子会社、関連会社」の「パーツを作っている」等で、「業界では有名だけど一般的には知られていない会社」が超おすすめです。

具体的には超有名自動車メーカーの「シートやライト等外注部品を作っている会社」とか「ネジを納品している会社」とかそんなところです。

倉庫の事務

ここまで運送、建築、工場と紹介してきたのでもう一つ「倉庫」を挙げておきます。

「物流」とも呼ばれたりします。要は「仕分け作業」をしている会社です。

上に挙げた運送会社とセットである事が多く、ちょっと差がつけにくいかもしれませんが「運送」というワードで検索したりするとヒットしないかもしれません。

大手スーパーの看板を掲げ、その大きな倉庫内で◯△物流が仕分け・発送をしているパターンもあります。トラックは様々な会社が入ることで運送は成り立ちますから、倉庫業がメインという会社もあるのです。

短期などで仕分けのバイトはたくさん行った事がありますが、事務員さんがそんなに女性だらけとは思わないので挙げておきます。

ちなみに一定時間は仕分けをし、残りは事務仕事をしているパターンもあります。完全デスクワークでなくてもよい方はこの様な求人も探してみるといいでしょう。作業系をしたくない人に差をつける事ができます。

一般事務・経理事務・総務事務はどうなの?

ちょっと話が被ってしまいますが、ここは明確に分けていきます。

上記に紹介した会社は、会社の業種が既に男性に偏りやすい、男女差の少ない業界であると考えています。特に何事務でなくても男性が入りやすいのではないかと私が考えるものです。

では一般事務・経理事務・総務事務というどこにでもありそうな職種で、男性が仕事に就けるかという視点で考えていきます。

人気がある

この辺りの業務は経理の人が総務も一部やっているという風に垣根がハッキリしません。業務も多岐に渡る為「一般事務」と曖昧な表現も当たり前に用いられます。その他にも「庶務」「人事」「営業事務」等様々な呼び方があります。

これを前提に、この様な事務に男性が就くことはできるか、と言えば「人気があるので難易度が上がる」ということになります。

男女ともに応募が多い職種になるということです。上に挙げた会社以外でこの様な仕事に就くために狙い目なポイントを紹介していきます。

管理者候補

仕事に長時間を捧げるのは、今もやはり男性です。経理部や人事部などの名目で、管理者として全体を纏めていくのは男性が選任されがちです。

管理者も候補を募集していることはあります。ちょっと経験のハードルが高いですが、営業など他の業務経験を参考にするところもちゃんとありますから自信のある方は狙って見ることをおすすめします。

急募求人

主にハローワークですが「急募」と書いてある求人があります。indeed等でも使える検索方法です。

文字通り急募ですから、本当は女性がいいと思っていても早く採用することを優先する可能性はあります。

地域を指定しフリーワードのところに「経理 急募」等と入力します。

こんな風に記載のある求人がひっかかります。これはおすすめです。

書類選考なし

これは主にハローワークのサイトにある機能なのですが、「書類選考なし」の求人を指定して検索する事ができます。

書類選考しない理由は会社により様々ですが、とにかく会ってから考えたいという意向の会社もありますので利用してみましょう。

私が知っている中でこの指定検索ができるのはハローワークのサイトだけですが、他サイトにもあるかもしれませんし、検索ワードに「書類選考なし」と入力しても効果はあるかもしれません。

お試し下さい。

外からは見えない事情

私が目の前で見たことのある「男性も女性も関係ない事情」「男性じゃないと困る事情」を紹介します。

・後継者を探している

・女性だらけで(陰口など)問題が起きている

・夫の転勤や出産で女性の退職が続いている

それぞれの内容については説明不要でしょうから箇条書きにしました。

この様な事情は外からは絶対に分かりません。求人詳細に「女性同士の揉め事で困ってます!!」とはどこも書きません。

とにかくたくさん申し込むことでたまたまこういう事情の会社に出会える可能性が上がります。

短期の求人

期間限定のお仕事です。特に派遣が多いでしょう。

産休の代理や繁忙期の増員などで半年〜1年ほどの就業を予め告げて採用するケースです。

これは結構あるので特に職歴に不安がある方は気にして探して見るといいと思います。期間限定なのでそんなに人を厳選しないという意向からです。

ただ「短期なので一からじっくり教える余裕がない・経験者のみ」「採用枠が少ない」ということは逆にありますのでそこは注意してください。

半年や1年でも職歴にはなりますので、特に未経験の方はそこで経験を積んで次へ応募するといった作戦もあります。もちろん退職理由は期間満了ですから、「未経験のため経験を積むためにそこで働き、次へ応募した」というストーリーも繋がります。

正社員、契約社員、派遣社員はどれがいい?

もちろん長く働くなら昇給、賞与も期待できる正社員が一番いいです。

しかし職歴などからそれが難しい時は契約社員、派遣社員もおすすめです。

特に派遣社員は採用基準が緩く、「正社員でダメだったところに派遣で応募したら通った人もいますよ!」と派遣会社の方もお勧めしてくるほどです。

また直接応募ではなく派遣会社の担当者と打ち合わせして決めるため、企業から「女性だけにして」と言われている求人は応募させてくれませんし、そもそも紹介してきません。ちょっと理不尽というか多分問題があるのですが、実際にこのような会話は行われていますので、逆手に取れば無駄な応募を避けるというメリットしかありません。

男性は派遣であることを気にします。が、正直入社してしまえば誰が派遣で誰が直雇用かなんてほとんど気になりません。

病気等で通院が必要な人、資格をとって独立する予定の人、別に最低限生きていければいい人、本当に様々な人がいます。事務の仕事がしたいと考えたなら、事務の仕事に就くための方法を考えましょう

もちろん定年まで同じ会社で働きたい、昇給や賞与にも期待したい人には向きません。が、正社員へ応募して不採用続きであれば派遣も活用して見ることをおすすめします。

派遣での仕事選びは別記事でおすすめサイトを紹介しています。合わせてご覧ください。

求人はたくさんある

ハローワークでの検索画面を用いて解説します。

年齢は仮に37歳、フルタイム希望、場所は千葉県です。

フリーワードに「経理」とだけ入力。これにより千葉県募集要項に「経理」が含まれる求人年齢制限がキツくとも37歳は応募可(多くは不問、〜64歳、〜59歳、まれに〜44歳がある)、の求人が検索されます。

実際に検索してみます。

結果は437件でした。

さらにここから「経験不問」の条件を追加します。

それでも129件あります。

この検索方法では「正社員」「契約社員」「派遣社員」がほとんどになります。

この例はあくまで一例です。今回のテーマである男女の話は求人票からは分からないですし。。。ただ、経験不問ということは未経験の方でも応募できる求人ということになります。結構数はあると思いませんか?

お住まいの都道府県でこのように検索してみて下さい。

そしてこれは仮に「経理」に限定しています。検索ワードを「人事」「総務」「一般事務」等と変えることにより、より多くの求人を検索できます。もちろん業務範囲が「総務+経理」という会社も多いですからダブることはあります。

まとめ

今回は事務職を目指す男性に、おすすめな会社についてまとめてみました。

事務がやりたいと思った経緯を大事にしていただくことで、面接時の話のネタになるかもしれませんし、何より熱意が伝わるのはプラスになります。

誰でも未経験だろうと向いてなくても事務をやりたいと思った人が事務仕事への就職を目指すのは自由です。

未経験でも未経験なりにできることはあります。手強いライバルもいますが、必ずしもその上に行く必要はありません。迷っている方はぜひ一歩前に進んでみて下さい。

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