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「測量士補」ってどんな資格?

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川や住宅地などで、ヘルメットに作業着という装いの人が三脚に立てたカメラの様なものを覗き込んで作業している様子を見かけた事がある人はいると思います。

この作業を測量といい、測量士という資格を持つ人しかできないと定められています。

測量士補は、この測量に関する国家資格になります。測量士資格の一歩手前という位置付けです。

実は私も合格しています。

1度落ちて2回目で合格しました。

申し込みのタイミングが早い

試験は5月中の日曜に行われ、申し込みが1月中と少し早いのが特徴です。

参考までに今年、令和6年度は令和6年1月5日~1月30日が試験申し込み期間。令和6年5月19日(日)が試験日です。

私が受けた令和元年度も同じ様な感じでしたが、今後変わる可能性もゼロではないため、受験される際は必ず公式サイトでご確認をお願いします。受験地も全国ではないのでお住まいによっては遠方になる可能性があります。

※令和7年度から受験申し込みの電子申請も可能になりました。

現時点では申し込み期間は郵送と同じです。

測量って何?

身近なところで言えば地図を作るために必要な作業です。どこからどこまで道路が通っていて、ここは住宅でここは川があってここから山ですよと分かるために、誰もが見たことのある地図が存在します。地図といえば学校の社会でやった伊能忠敬さんが有名ですね。

もう少し具体的にで言えば、新しく道路を通したり家を建てたりする時にその場所がどうなっているか詳しく知らないと工事ができません。そもそもそこは個人の土地かもしれません。

詳しく測量し、図面に起こしておくことでその場所をよく知る事ができるのです。

ちなみに私は以前河川の測量をアルバイトで少しだけ教わりました。(後述しますがキツすぎて一週間で辞めました・・・笑)

山の中に流れる川だったのですが、強い台風で荒れまくって形が変わったりすることがあるそうで、その調査という事でした。

余談ですが測量の仕事は会社によりますが出張が当たり前になります。1000kmぐらい離れた県に行くこともあるそうです。現地の業者だけでは賄えないほど忙しいのかな??と思ったりしましたが、実際には仕事の数だけではなく、仕事の報酬の問題もあるそうで(安いと受けられない、下請けも当たり前なので断りにくい間柄がある)、一概には言えませんが、選ばなければ仕事は十分ある分野と言えるでしょう。

測量士補があると何ができる?役に立つ?

就職に役に立つ

◯◯土木、◯◯エンジニアリング、地質調査、技術コンサルタント

測量作業のある会社では求人にこんな名前やワードが記載されています。

測量作業の様な仕事は資格より技術になりますので、測量士補がないと就職できない、ということはありません。が、これを取得してきたことは相当なアピールになると思いますし、人手が足りない業界ですから、効果はあると思います。

基本は測量士という上位資格者がメインとなって業務を行いますが、測量士はもちろん測量士補も測量業務を行うことのできる資格になります。

技術者として基本測量又は公共測量に従事する者は、第四十九条の規定に従い登録された測量士又は測量士補でなければならない。測量法48条

そもそも測量という業務は資格者でないと行ってはなりません。もちろんアシスタントとして測量士の指示のもとお手伝いするのは資格不要ですから、測量の補助のアルバイトはあります。

土地家屋調査士試験の一部が免除になる

私はこちらを意識して取得しました。事務仕事がメインである当ブログで紹介しているのはこれが理由です。

土地家屋調査士という仕事、資格があります。主に新築の家を建てるときにその土地の面積や高低差を最初に測量し、家を建てる計画を立てます。この様なときに土地家屋調査士が登場します。

また登記もできます。登記といえば司法書士ですが、建物を立てて一番最初に行う表題登記と呼ばれるものは司法書士ではできず、土地家屋調査士に依頼する事になります。

その他、家が並んで立っている場合、車やタイヤ、工具や物置を置いたりして隣の家との境目がよく分からなくなってしまうことがあります。その様な家を売却する時、正確な面積や家周辺の状況が分からないと、次にその物件を買う人は困ります。値段も面積によって大きく変わってしまいますから正確に境目や面積を把握しないといけないのです。土地家屋調査士はそんな時のための測量もできます。

境目が隣り合う家主同士で認識が違う場合、「今までウチの敷地に物を置いてきたんだから使用料を払え!」みたいな争いになることもあります。そんな揉め事も一部は土地家屋調査士が間に入る事ができます。

技術がいる仕事ですし試験の難易度も高いですが、独立開業も目指す事ができる仕事ですので初めて知ったという方は土地家屋調査士会連合会のページ等を参照してみて下さい。

難易度

十分独学で可能です。私も独学で合格しました。

過去問と数字や書き方違いの同じ問題が多数出ますので、過去問を繰り返しやっていけば大丈夫です。

小数点以下5位ぐらいの計算(1127.01345×1.5=等。掛け算も足し算引き算もある)も登場しますし、高校数学でやるsin cos tanも登場します。計算が苦手という方は少し苦労するかもしれません。

ちなみに私はsin cos tanの三角比(と呼ぶのか未だに知らない)の分野が全く分からずその回の数学のテストで3点をとり完全にやる気をなくしそのまま不登校になり通信高校へ編入した経験があります笑

まぁそれは当時バンドをやっていてそれで生きていくんだ!とか思っていた等他の要因もありますが、とにかくそんな私でもどうにかなりましたので頑張れば大丈夫です。

試験は電卓が使用不可のため、問題用紙の空きスペースに筆算を必死で書くことになります。小数点のせいで桁が多くなりますので少し大変です。(空きスペースは十分ありますのでスペースに困ることはありません)

過去問のいわゆる“焼き直し”が多いですが、数問は始めて見る様な問題が登場する印象です。が、過去問知識の応用でいけるものもあるし、新問は解けなくても過去問と同種のものができていれば大丈夫です。

1問25点の700点満点、450点以上で合格です。(令和6年度時点)

合格率は以下の通りです(令和2、3年の実施日については新型コロナの影響で通常の5月から延期したようです)

試験日受験者数(名)合格者数(名)合格率
令和5年5月21日13,4804,34232.2%
令和4年5月15日12,5565,54044.1%
令和3年9月12日12,9054,49034.8%
令和2年11月22日10,3613,13830.3%
令和元年5月19日13,7644,92435.8%
国土地理院HPより引用 https://www.gsi.go.jp/LAW/SHIKEN/past.html

注意点

体力がいる

試験ではなく仕事の話になりますが、従事するのが測量士であろうと土地家屋調査士であろうと、仕事が体力を要するため、体を使う仕事が無理、苦手な方には不向きです。

キツいためか人手が不足しがちな現状なので、国土交通省が平成31年に行った調査によると、測量士役3万人中一番多い年代は40代だと判明しています。次いで50歳以上の世代、20〜30代の合計はそれ以下となっています。若い人しか採りたくないなんてことはない業界です。ただ体力的にどうかというだけのことです。

出張がある

また特徴として当たり前のように出張があります。「月の半分は出張です」と書いてある求人さえあります。反面極力出張をしない会社もありますので、仕事を探す際はこの辺りもよく確認しておく必要があります。

ちなみに人数としては少ないですが女性も普通にいる業界なので、会社が酷使してくる場合は別として、そこまでとんでもなくハードだとは言えないと思います。

私はペアになった測量士がよく怒鳴る人だったので1週間ほどで即辞めましたが、体力的には大丈夫でしたし、出張自体は宿に泊まれて楽しかったです。

危険がある

山に入るので熊や蜂に注意する必要があります。私がいた会社では基本的には安全な山を選ぶと言っていましたし、鈴やスプレー等対策は当然に行なっていました。会社ならその辺りもノウハウはあるのでしょう。

基本装備として、背丈ほどある草のせいで前へ進めなくなった時のために鉈を持ったりしているのが印象的でした。

車の運転

運転免許は必須としている会社が多いですが、「あれば尚よし」程度のところもあります。私は運転が苦手なためバイトでしたし運転不要の会社にいたのですが、正社員でなければ運転免許のない人も挑戦できる会社はあります。

正社員は一人で現場を任せられる様になるので必須だと思います。

「測量士補」ってどんな資格?:まとめ

今回は測量士補という資格の紹介でした。最近ではドローンを使う測量も増えてきている等進化を続けている仕事です。また受験料も2,850円(令和6年度実績)と高くありません。興味がある方は挑戦し易い資格と言えるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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