30代未経験で経理事務へ転職!「簿記3級があれば未経験でも大丈夫」は本当!?

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30代の仕事

よく「簿記は3級があればOK!」と言われます。「3級程度でいい」という捉え方もできますが、「やはり簿記はないといけないのか・・・」とも受け取ることができます。

ここでは経理事務という仕事につくため、資格は必要なのかどうかについて書いていきます。実際に面接等での感触を元に書いていますのでその時の相手方会社の状況、その面接官等選考する側の感想によるといってしまえばそこまでですが、参考になればと思います。

30代未経験で経理事務へ転職!「簿記3級があれば未経験でも大丈夫」は本当!?そもそも資格は必要?

簿記はあったほうがいい

別で書いている読み物、30代から始める簿記でも少し触れましたが、ハローワークの求人でよく見かけるのは「簿記3級程度」「簿記2級 あれば尚良し」みたいな記述です。全商や全経等の指定がなく単に「簿記」なら多くの場合、日商簿記のことを指しています。書いている以上は簿記の資格が「あったほうがいい」と単純に考えていいと思います。

お金に関する業務が

・売上金や釣銭の管理
・社員の出張などによる移動や、備品の購入で立て替えたお金の精算

がメインだった場合、基本的には簿記は必要ありません。ちゃんとお金を計算して精算しレシート等の裏付けを保管する、お客さんにお釣りを返したりする、等のことが主な業務だからです。ここをやっているだけでも経理事務と呼称することはあります。(求人を出している会社がどう記述するかによるので。)
おそらくレジメインの業務だと、簿記の資格についてはあまり触れられることはないと思います。

それに加え“会社で発生した数字の動き全般を記録する業務”にあたる場合、簿記の知識が必要になります。会計ソフト等に「仕訳」を入力する必要があるからです。この様な業務の場合は、簿記の資格があった方がいいでしょう。

仕訳とは

経理事務の求人票にもよく書いてある「仕訳」ですが、これは何をするのかというと、お金の動きを記録しています。例えば事務所で使う消しゴムを100円で現金で購入した場合、消しゴムは消耗品にあたるので「消耗品費」という名前で記録するのですが(“雑費”みたいにすることもあり、会社によります)、これを「仕訳」すると

消耗品費100/現金100

という仕訳ができあがります。この様な記録をお金の動き全てについて記録するわけです。”また後でいいや”、”来週とか月末でいいや”という事はありますが、しないということはありません。全てを記録します。

電気代3万円が会社の普通預金から引き落とされたら

水道光熱費30,000/普通預金30,000

となります。普通預金ではなく当座預金を使っているなら

水道光熱費30,000/当座預金30,000

と、変化します。

社員の給料を計算し終わったら

給料200,000/未払金200,000

という仕訳が発生します。簡単に説明すると、給料は計算に時間がかかり、計算が終わった(給料が確定した)段階と、実際の支払日が違います。よくある給料の締め日は月末で、支払いは翌月25日みたいなことです。月末に締めて、「今月は早く計算が終わったから18日に支払うよ〜」なんてことはありませんよね。給料の確定段階ではまだ支払ってないのですが今後支払う予定があるものなので未払金という科目を使います。この様に実際には支払ってないけど、数字は確定したというものも仕訳を行います。

上記の様にことあるごとに、そして実際にお金が動かなくても数字が動くたびに仕訳という作業が発生します。この様なことを会社で起こったこと全てについてしようと思ったら中々大変です。会社の規模にもよりますが、数はどうにかなってもいつどこで何が発生しているかはそれぞれの従業員しか知りません。給料を計算している人は光熱費の支払いがいつ行われているかなんて知らないかもしれませんし、営業で外回りをしている人は給料の計算はしないでしょう。実際に給料の計算や外回りをしなくても、いつどこでどういう数字が動いているか、取り纏める人が必要なわけです。

少し話がそれましたがそういった記録をするのには専用の科目があります。電気代は「水道光熱費」という名前の科目が一般的ですが、単に「光熱費」「電気代」という名称で記録しているかもしれません。これを1月は「光熱費」、2月から担当者が変わったから「電気代」という名前で集計し始めたらワケが分からなくなります。色々と決まりがあって、簿記を用いて計算するというのは一定のその色々な決まりに則って記録していくということなのです。

ちょっと知っているだけでも全然違う

実際の仕訳の話になり少しそれてしまいました。

「簿記の資格はあった方がいい」話に戻しますと、仕訳とそれに伴う知識として上記の様な科目を大体知っているとなれば、似た名前は試験でやっているので少し教えただけで業務に活かせる、という期待ができます。


例えば上で「水道光熱費」が登場しましたが、これには“ガス代”も含まれます。これは試験に触れていれば、実務で直面した時に即答はできなくてもちょっと教われば理解できます。

似た様な毎月の支払いとして「地代家賃」というのもありますが、これもよく登場するので3級に合格しているだけでも「あー、あれね」と認識できるはずです。

業務を教える方としては「水道電気ガスは水道光熱費という科目を使って仕訳してね、この事務所の家賃は地代家賃という科目で仕訳してね」と教えるわけですが、試験問題で何度もそんなのをやっている人と全くやっていない人ではやっぱり差があります。全ての話が「???」となる人と「あー、仕訳問題ででるアレですよね」という人では違うでしょうということです。

また試験では同じ設問中は必ず同じ名称で把握するため「科目はコロコロ変えない」などと言った応用も利きやすいのではという期待にも繋がります。

未経験なら尚更、簿記だけが武器

3級では深い内容はともかく、仕訳から転記、振替や逆仕分け等基本的なことはほぼ全て登場しますから、3級があればOKというところは多いです。これを「仕訳って言うのは〜」から教えないといけないと大変です。3級に合格しているということは、問題文を見て仕訳が何になるか、左はどうだ右はアレだという頭になっていると判断できます。

会計ソフトを使う業務でも資格不問になっているところはたくさんありますが、アピールのためにもやはり3級はやっておいた方がいいでしょう。実際転職活動をしていると案外「あー、簿記あるなら業務的には問題ないねー」という反応は多いですよ。

簿記2級があろうと1級があろうと、経験者しかとりたくない会社は資格のレベルはそんなに気にしていません。3級でいいとしているところは、そもそも経験者である事を気にする率は下がって来ます。もちろん、「経験者なら資格なんてなくていいよ!」という意向のところも含むのでダメなところはダメです。この辺りはもうぶつかってみるしかありません。

大手は違うでしょうが、結構管理者(人事や社長など)の気分次第で決まることはあります。基本女性を雇っていたが、出産や夫の転勤等で辞めていく人が続いたから次は男性にしよう、みたいな考え方は普通にありますし、男性を雇っていたら字が汚くて書類の整理も雑だったから次は女性にしようとか。そうすると経験者かどうかなんて最優先じゃなくなってくるのです。

「大手は違う」の理由は、大手だと人事部もしっかり組織化しているので、面接した人の独断で決まることは少なく、また学歴や経験のフィルターもしっかりしているので細部までチェックした上での総合点で決まります。その上申し込みも多いので例外を作りにくいです。面接を担当した社員が「この人は未経験だけどよさそうだな」と感じたところで「経理未経験は25歳までしか採らない!」と昔から社内で決まっていればそこでオシマイです。同僚も従っていたりするため自分だけの意見を貫く様な状況になりません。

逆に小さい会社ほど採用に関わる人が少ないので「社長の独断」「面接担当者+社長」のみで採用を決めていたりもします。

面接担当社員「今日来た人、なんか明るくてよさそうでしたよ。簿記もあるし。どうします?」

社長「キミがいいと思ったんならその人にすればいいじゃない。」

小さい会社ならこんなのは本当にあります。

独学??職業訓練校??講座をとる??

独学でもいいし、職業訓練校でもいいし、講座をとってもいいと思います。


独学は一番お金がかかりませんが、理解し始めるまでが大変です。

職業訓練校は安く、又は教科書代程度で済みますが、訓練開始まで1,2ヶ月待ったり定員があってなかなか入れなかったりします。

講座はお金がかかりますが、一番情報量が多いです。最近では毎月定額で受講できたり、予備校まで通わなくてもPCやスマホで受講できるもの等気軽に利用できる要素が様々ですのでぜひ活用してみて下さい。

スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】

月額1,078円〜2,000円程度で、月額料金を支払い講座を受講する形です。一気に7万とか払うのも厳しいですし、個人的には講座をとるならこれです。

まとめ

以上、未経験で経理事務へ就こうとする場合、よく言われる「簿記3級があれば大丈夫」は本当か、でした。

・あれば安泰、とはならないが絶対にあった方がいい

・仕事を覚えていく上でも理解が断然早くなる

・簿記3級を評価してくれる会社の方が、未経験者にとっては働きやすい

ちなみに私は職業訓練校で簿記を学びました。3〜2級の内容を3ヶ月コースで授業を受け、訓練校修了時期に初めて2級を受験。普通に不合格でした(笑)その次の回の試験でギリギリ合格しました。

日商簿記2級だけを武器に就活し、その後の職歴を簡単に自己紹介ページで書いております。こんなヤツでも経理事務に就けたんだな、と思っていただけると救われます。

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