環境に優しい製法に重点を置くブランド「Ocean Leather」。全てを廃棄されるはずの魚を使用し、独特なデザインの財布やキーケースを作っています。今回はそのOcean Leatherについてまとめていきます。
Ocean Leatherはどこに売ってる?
公式サイト
高知県にある興洋フリーズ株式会社が販売元です。
Ocean Leather公式サイトで購入できます。
海をその手に【Ocean Leather製品】↓こちらはヨシキリザメの皮を使った二つ折り財布です。高級感ありますね。
楽天市場
Ocean Leatherは楽天にも出店しています。
マダイやブリ皮のコインケース。マダイはおめでたいとされていますし、ブリは出世魚で成長などの縁起を担ぐ意味もあります。
Ocean Leatherの口コミ
緩衝材に鱗が使われているようです。
その独特のデザイン・質感に定評があります。軽くて強度も十分ありそうですね。
Ocean Leatherがおすすめな理由
個人的にOcean Leatherがおすすめな一番の理由は、本来破棄する魚を使用していることです。
魚は捨てられてしまう部分が多く、一匹の魚から刺身を造ると重さの約60%が破棄されてしまいます。
破棄される部分の一つである皮の重さは、重量の約2%前後ですから、例えば100kg分の魚を捌くと約2kgもの皮を破棄する計算になります。
本来捨てられてしまう皮をフィッシュレザーへ製品化することにより廃棄物削減と、皮も価値をもつことから漁業従事者の収入にもつながるわけです。いいことだらけです。
Ocean Leatherの特徴
デザイン・手触り
魚の鱗模様を活かしており、全く同じものが存在しません。また手触りも自然体を活かしており凸凹感や滑らかさを感じられます。
におい
ただ乾燥させるだけではなく「脱脂」という工程を経て作られるために魚特有の生臭さはありません。
植物タンニンという剥製にも用いられる防腐処理もされています。
強度
クロスハッチ繊維という繊維同士が複雑に絡み合っている構造により、同じ厚みで比較した場合、牛革と同等かそれ以上の強度を持っています。
Ocean Leatherが合わない人
魚が嫌いな人
魚嫌いな人は目が怖い、模様が気持ち悪いという人が多いです。Ocean Leatherは複雑な加工を経ているとはいえ鱗模様などを活かした仕上がりになっていますので、魚自体が嫌いな人には向きません。もちろん皮なので目はありませんしにおいも取り除かれてはいますが、魚っぽくない製品ということはありません。魚好きの方におすすめになります。
革製品が苦手な人
財布などはフェイクレザー等も含めポリエステル等敢えて人工的な素材を選ぶ人もいます。Ocean Leatherは魚の皮を使うところに独自性があり正に革なので革製品が好きでない人には向きません。
まとめ
今回は「海をその手に」をコンセプトとして掲げるOcean Leatherの紹介でした。
素材は主に
・マダイ
・ブリ
・シイラ
・サーモン
の4種となっており、私はよくスーパーでサーモンの切り身の皮が綺麗だな〜と思っていたのでサーモンはイチオシです。シイラも変わっていておもしろいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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