ダイエット向け食品として今大注目の干し芋。
聞いたことはあるけど、
「なんでそんなに人気なの?」「おいしい?」「どうやって食べればいい?」
そんな方向けに干し芋の活用方法を紹介します。
干し芋はご飯の代わりになる?
干し芋はご飯(主食)の代わりに最適です。
まず、干し芋のカロリーは100gあたり約270kcalです。製品によりまちまちですが、よくある小さめのサイズだと3枚ぐらいに相当します。
そして比較としてご飯は100gあたり約156kcal。茶碗一杯のご飯が大体160gとして一食だと約250kcalとなっております。
ほぼ同じカロリーですから、ご飯(主食)の代わりになります。ご飯とお味噌汁と卵焼きを食べる食事なら、干し芋、お味噌汁、卵焼きにするということです。
1食の主食を干し芋に置き換えるとすれば1日の適切な干し芋の量は100g=小さめの3枚、ということになります。
干し芋のカロリーは高い
つまりカロリーとしては全然低くないのです。むしろご飯より高カロリー。
ご飯の代わりに食べるとしても、2口サイズぐらいのが3枚でしかもそれは100g。ご飯なら茶碗一杯160g程あってやっと同じぐらいのカロリーなのです。それならご飯を食べた方が・・・ということになります。にも関わらずダイエットに向いているとして人気な理由は上記の通り“食物繊維”なのです。
「置き換え」とは
「置き換えダイエット」という言葉を最近よく聞きます。先ほどのご飯などの主食を干し芋で代用するのと同じことなのですが、主食以外の置き換えもあるので紹介しておきます。
主食を置き換える
上記とほぼ同じですが置き換えとして再度解説します。
よくダイエット情報で聞く「置き換え」という言葉がありますが、これは「通常これを食べる時に、代わりに別のものを食べる」と言うことです。
例えばご飯を干し芋で代用するやり方。
干し芋を食べますが、その1食は代わりにご飯を食べないわけですから、トータルの摂取カロリーは同じということです。
同じカロリーなら太りにくい性質のある干し芋の方がお得として食事のメニューを考えましょうということです。
血糖値が急激に上がれば急激に下がりますので空腹感を感じ易いわけですが、干し芋なら急激に上がるのを防いでくれると言われています。そうすれば結果として空腹感を感じにくくなります。食物繊維がそもそも消化に時間がかかるため腹持ちがよいということもあります。
補足ですが、もちろんうどんやパンの代わりにもなります。単においしいから食べたいという人で、そこまでカロリーを気にしないなら蜂蜜やマーガリンを塗ってもおいしいですよ。
おやつを置き換える
しかし上述の通り同じカロリー設定でご飯を干し芋に“置き換え”すると、食べられる量が減ってしまいます。
腹持ちがいい原理はあっても、お腹に入ってくる量は置き換え前のご飯より少ないわけですから、ちょっと損した感覚はあるかもしれません。
その場合は通常の3食以外の「おやつ」を干し芋にしてみるといいと思います。
ダイエットしたい方向けの記事ですから、これを読んでいるのに「おやつなんて食べてないよ!」と言う方はなかなか少数派だと思うので勝手な印象で書きますが、多くの人がおやつを食べています。
例えばシュークリームやケーキ、ドーナツや菓子パン等々・・・現代はおいしいものばっかりですね。
そのおやつを干し芋で代用すると、これはしっかりカロリーを減らすことに繋がります。干し芋は脂質がほぼないためです。ケーキやドーナツが太り易いと言われるのは、糖質も脂質も多いからです。
糖質だけ多い干し芋ならまだセーフ寄りというワケです。私自身は糖質を控えめにする方法が自分には向いていると思っているのですが、一般的には糖質はエネルギーになるためしっかり摂取し、脂質を抑える方が効果的という声が多いです。
特に筋トレ系YouTuberの方などは脂質を抑える方をおすすめしている方が多いですね。
もちろんその他の食事次第ということにはなりますが、いきなり全て節制した食事は難しいですから、シュークリームなどスイーツを食べている方は干し芋に置き換えてみようとおいうお話でした。
干し芋はなぜ人気?
決め手は食物繊維
干し芋は100gあたり5g程の「食物繊維」を含んでいます。これは「食物繊維」で知られるわかめやごぼうと同じかむしろ多いぐらいです。
食物繊維は便秘を予防し血糖値の上昇を緩やかにする等、食べ過ぎなければ多くのいい効果を持つ大事な成分です。現代では食の欧米化により肉の摂取が増えたことや玄米や麦ご飯の摂取が減ったことから多くの日本人に不足しているとさえ言われています。
「食物繊維がダイエットの全てだ!」と言う意見すらあります。さすがにちょっと極端だと思いますが、そのぐらい体重の増減に影響を与えていると考えられています。
低脂質
後述しますが、干し芋にはほとんど脂質が含まれていません。主食として食べることもおやつとして食べることもできる干し芋ですが、脂質のとり過ぎになりやすいおやつの場合に、この低脂質であることが機能します。
おいしい干し芋
コンビニなどでも2、3食分ぐらいを売っていますが、やはり大入りのものが単価が安いです。そしておいしすぎるから毎日食べたいに決まっていますのでネット通販はオススメです。画像がリンクになっています。
干し芋はコンビニにある?
セブン・ファミマ・ローソンと、それぞれ取り扱いはある様です。私はセブンとローソンで買った事があります。
おいしいですが、やはり大入りのものと比べると少量でそれなりの値段がするなとは思いました。継続して食べないなら手軽にコンビニで買うのもおすすめです。
まとめ
以上、ダイエットにオススメな干し芋の紹介でした。
お店のリンクはこちらです。
注意点としては1日にあまり多く食べすぎないことです。食物繊維が大事と言ってもとりすぎればお腹や腸に負担がかかります。せいぜい主食とおやつの計2回ぐらいの置き換えにしておきましょう。
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