【30代から始める簿記】第五回「残額は掛けとした」

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今回も様々な仕訳を見ていきたいと思います。

「残額は賭けとした」買掛金の場合

例題:商品1,200円を仕入れ、代金のうち1,000円は現金で支払い、残額は掛けとした。

前回にもあった、仕入の取引です。一部を現金で支払って、残りは今度支払いますねということです。

仕入1,200/現金1,000

ここまでは今までと同じです。ただ、これでは借方と貸方の金額が一致していません。仕訳は実務だろうと試験だろうと、左と右が必ず同じ金額にならなければなりません。

そこで、問題文の「残額は掛けとした」の一文を思い出してもらうわけです。

仕入1,200/現金1,000

                          買掛金200

借方に1つ、貸方に2つの仕訳をしました。そして借方と貸方の合計額も一致しました。これで完成です。

ちなみに「借方と貸方」のことを「貸借(たいしゃく)」と呼ぶ事が多いです。「貸借の金額は必ず一致させないとダメですよ~」などのように使います。貸借対照表も、名前からすると借方と貸方を照らし合わせて見る表だと言えます。

「残額は賭けとした」売掛金の場合

同じように売上の場合です。

例題:商品2,500円を売上げ、代金2,000円を現金で受け取り、残額は月末受け取ることとした。

現金2,000/売上2,500

月末!?と思われるかもしれませんが、要は売掛金のことです。「残額は掛けとした」と同じ意味です。

・「掛け」にするのが掛取引

・買う時に掛けにする→自分が買った時に後払いにしてもらうのが買掛金

・売上げが上がった時→相手からお金をもらうのが先になる場合が売掛金です。

「掛けにした」という表現を使うこともあれば「月末受け取ることとした」みたいな表現をすることもあるということです。少し話がそれましたが、

現金2,000/売上2,500

                          売掛金500

これで完成です。月末だろうが来月だろうがその場で現金を受け取ってないなら現金で仕訳することはできません現金で受け取った分だけが現金という勘定科目で仕訳できるのです

カンマ

今回初めて1,000円以上の金額を使いましたが、「  ,」の使い方はご存知でしょうか?

カンマ」と言います。カンマは3桁ごとにうちます。千円なら1,000、百万円なら1,000,000と表記します。

簿記試験で必ず使わないといけないのかは定かではありませんが、バツにされる可能性はあります。そもそも慣れるとカンマありの方が分かり易いですし、実務においてはほぼ必ず使います。実務といっても伝票や帳簿では、小学校の国語のノートの様に一桁ごとにマスがあるものもあるので、わざわざ自分でカンマをうつ必要がないシーンもありますが、必ず使い方をマスターしましょう

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